日本の変化

2010-10-25

久々のBLOGである。

長い長い暑い夏が終わり、ようやく過ごしやすい季節となりました。毎年、暑い夏は苦手で、思考もにぶる季節ではあるが、今年の夏はいつにも増して、気持ちが折れるという表現があたるような猛暑であった。それに加えてのゲリラ豪雨など、最近人々の口をついてでる「日本ももう亜熱帯に変わった」という言葉をよく耳にします。本当に春や秋の過ごしやすい季節が短く、あとは暑いか寒いというふうで、日本の四季がこわれてきていることを、人々は肌をもって感じていると思います。

このような日本の変化を肌で感じ、これはなんとか対策を考えないと、ということは人々の共通の認識として広がるのですが、今までBLOGにあげてきたような、日本の生活様式、景観、文化などの変化はなかなか身近に感じることが少なくて、人々の共通の認識にはならないものです。

しかし、季節の変化と同じで「なにか変だぞ!」という意識は、人々の中に芽生えてきていることも事実だと思います。日本もそろそろ拡大、成長路線を改め、成熟し、安定した、日本各地で個性のある生活文化を築いていく時代にはいったのではないでしょうか。

杉木源三