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2012年8月アーカイブ

2002年、まんざら亭のオーナーが「この絵を使って店をつくりたい」と事務所を訪れられました。
その時、打合せテーブルの上には春画の画集が開かれていました。
場所は祇園、お茶屋の女将さんの住まわれていた町家を借りて店をつくるとのこと。
もともと、隠れ家のように使われていた家なので、その雰囲気を受けついで、店名も「」となり、カップル対応の店として、計画が始まりました。
1Fはカウンター席と個室が2室、それらはまんざらの従来の落ち着いたデザインとしました。
そして、2Fはかなり小さい個室に分割し、その天井にはインクジェットで春画をプリントした木製パネルを貼りました。
かなり絞った照明の部屋に入り、目が慣れて天井を見上げた時の衝撃を思い描くと、オープンが待ち遠しい、大人の遊び心をくすぐる、しゃれたお店となったと思います。
後日談で、まんざらは昔からの顧客の多いお店ですので、「隠」と聞いて、喜んで来たものの、知り合いばかりで隠れにならなかったというお話をお聞きして、微笑ましい気持ちになったことを思い出します。
今は「隠」というよりは、皆様によく知られたお店となっています。




                                    杉木源三




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夏期休業のお知らせ

SPACEは 8月16日(木)〜18日(土)まで夏期休業とさせていただきます。
8月20日(月)より通常営業いたしますので、よろしくお願いいたします。



2002年、「祇園 迦陵」のデザインをご依頼いただきました。

かねてから、祇園出店を模索されていた施主が、祇園花見小路の歌舞練場の直前という好立地の物件と出会われ、出店となりました。
居酒屋という業態を営業されてきましたが、素材や調理技術の向上に努めてこられたことにより、この地でさらにグレードアップした御料理をお客様にご提供できて、そのうえ、調理人が表舞台にでる、キッチンスタジアムのようなお店を発想されていました。

それに応えるべく、デザイン作業をすすめていきました。

まず、土地柄、扉を開ければすぐに店内ではなく、あえてアプローチを長くとり、お客様が気持ちをリセットする時間をとりました。
そして、どの客席からも、厨房が垣間見えるように、建物の中央を2Fまで吹き抜けとし、そこをメインキッチンとすることにより、
調理人の動きが空間に臨場感を与えるように計画しました。

カウンター席、半個室、個室とバラエティに富んだ客席を配し、何度ご来店いただいても違ったシチュエーションで食事を楽しんでもらえるお店となっています。

「祇園 迦陵」は、日々、向上心をもって、絶えずお客様のことを一番に考えられているホスピタリティにより、長くお客様に愛され続けているお店です。




                                    杉木源三



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