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2012年7月アーカイブ

2001年、近江富士のふもとの住宅街に、「あ・ぽわん」というレストランをデザインさせていただきました。
フレンチのシェフをされていたご主人が独立されて、ご自宅の裏庭に増築でレストランを建てることになりました。

近江富士が間近にそびえ、裏庭からは田園風景が豊かに眺められるので、高原に建つ、瀟酒なレストランをイメージしてデザインさせていただきました。
厨房にはご主人、ホールには奥様がサービスをされる、たいへん家庭的なあたたかい雰囲気のお店になりました。



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2001年、祇園、一力さんの近くの町家に、フレンチレストランのデザインをさせていただきました。

大津のフレンチレストランのオーナーシェフで料理の鉄人にも勝利した、フィリップ・オブロンをメインキャラクターとして、様々な仕掛けを盛り込んで計画されたレストランでした。

店名もズバリ『フィリップ・オブロン祇園』

そしてお店のコンセプトは、『格子戸を開ければ、そこはフランスだった』というように、祇園町を歩き、すっかり京都気分に染まったお客様が、格子戸をくぐり抜けたとたんに、フレンチレストランに様変わりする驚きとギャップをねらった空間構成でした。

1Fには待合いをかねたシガーBar、そしてテーブル席、2Fにはパーティーもできるホールとプライベートユーズの個室がありました。
町家の中庭を厨房としたため、吹抜けにして、1F、2Fの通路より調理の様子が眺められるようにしました。

フィリップの気さくな応対が、驚きや緊張をときほぐして、ちょうど良い気分でお食事ができる、楽しい豊かなお店になったと思います。

フランス人独特の感性も話し合いの中で取り入れ、デザインもさることながらコーディネイトの比重の多い仕事でした。

残念ながら今はもう営業されていませんが、最近、このレストランで働いていたシェフの卵たちが一人前となり、ひょんな所でお目にかかるようになりました。
いろいろな意味で、影響力のあるお店だったのではないでしょうか。





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2000年、河原町二条を上がったところに、「まんざら本店」のデザインのご依頼をいただきました。

聞くところによると、この物件はマンションを計画されていた家主さんが、同じ敷地にある、ご両親の思い出のある町家は残したいと思われ、お知り合いを通じて、まんざらさんなら大切に使ってくださる、ということでお声がかかったということでした。

1Fは内部が改装されていたので、一度スケルトンにし、建物の木組みをそのまま仕上げとすることにしました。
厨房を玄関側に配置することにより、調理の活気が直接表や来店客に伝わるように考えました。
建物には中庭があり、その奥に蔵がありました。
その蔵は2Fの床が古くなっていたため撤去して、吹き抜けの贅沢な個室としました。
2Fはほとんど現状のままを残し、土足で上がれる階段をつけかえ、2Fで靴を脱ぐようにしました。また、このお店の照明器具も手作りしています。
そして、庭を中心に、ホール、セミホールなど、パーティにも使える空間から営業がスタートしました。

「まんざら本店」という名前は、家主さんの長く残したいという思いを尊重し、建物、立地とも本店として残すににふさわしいと考えられて、命名されました。

後にまた紹介いたしますが、このお店もさらに大人の店へと改装されます。



                                    杉木源三



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