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2011年2月アーカイブ

右脳と左脳

0222-1.jpg角田忠信 著「日本人の脳」という本をご存知だろうか。

角田博士が難聴や失語症などを治すために、右脳と左脳の研究をした時に、日本人の右脳と左脳の働きが、日本以外のほとんどの国と違っているということを発見しました。
それはどういうことかというと、左脳は言語や計算などをつかさどり、右脳は音楽や感情的なことをつかさどるとされていましたが、日本人だけ右脳の機能が左脳にまで及んでいるということです。

たとえば、虫の音や川のせせらぎ、波の音、木立の中を吹き抜ける風の音などを、日本人は「もう秋だね」とか「春の訪れ」とか、情景を言葉に置き換えますが、欧米人などには、それらは雑音としか聞こえていないということです。
その違いの元となるのは、日本語は母音を主体に会話をしていて、英語などは子音を主体に会話しているということだそうです。

0222-2.jpg日本人は右脳の機能が左脳に及んでいることにより情緒的にものを考えます。
「日本人はファジーで、イエス・ノーがはっきりしない」と言われるのは、欧米人のように、右脳、左脳がはっきり分かれていないことが原因になっています。
しかし、その分、日本人は自然に対する美意識にすぐれ、創造力がすばらしいのです。

自分自身、クリエイティブな仕事をしていて、この事実は大きな力と誇りになります。
日本人が感じ、創造することを形にすれば、それは日本人にしかできないことなのですから。
最近、海外のいろいろなジャンルで、日本人が活躍していますが、全てはここにあるのだと確信しています。
日本民族は偉大です。



                                    杉木源三

アート

0216-2.jpg以前のブログで、アートを身近なものにすることに関心があるとお話ししました。

アートといっても、有名アーティストの何百、何十万円のアートというものではなく、人の手が加わったものを意味しています。

今までの仕事の中で、住宅や店舗に何度かアートを使ったことがあります。
それはアーティストに参加してもらったものであったり、自分で探してきたものであったり、また、自分たちで造ったものもあります。

空間の中に既成の印刷物の絵やポスター、工業製品のディスプレイ雑貨を飾るのと、たとえば自分が工夫して作った、人の手が加わったものとでは、空間に漂う空気はおどろくほど変わります。
その空間に合うようにつくられたものたちは、もっと強い気配を空間に与えるのです。

0216-3.jpg
アートのひとつの活用法は、このように空間と共鳴し合って、様々な空気感を演出し、またそれを楽しむことだと思います。

ものを飾るというと、日本人は私にはそんなセンスもないし、などと、ついおっくうになりがちですが、何事もプラクティスです。
なにもいきなり高い物を買わなくても、たとえば、お子様の小さい頃の絵などが残っていれば、それを当たり前の額に入れるのではなく、ベニヤ板にペンキを塗ったものに、カラフルな画鋲でとめてみるとか、工夫を加えれば、他にない、オンリーワンのアートになります。

まず、身近なことから始めてみませんか?


                                    杉木源三



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