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2009年10月アーカイブ

Portfolioにお店を掲載

portfolio : public spaceVineria t.v.b をアップしました。


Vineria t.v.b

コラム「チャレンジ」でお話ししたイタリアンレストランがオープンしました。
店名は Vineria t.v.b といいます。
Vineriaはイタリア語で酒場という意味、t.v.bは祇園にある、ristorante t.v.bのt.v.bです。
つまり、ristoranteをカジュアルにしたVineriaは、アラカルトの料理とシャンパン、ワインなどのお酒を楽しめるt.v.bの2号店なのです。
もともとristorante t.v.bは、山口シェフの厳選した、素材の持ち味をうまく生かした料理で評判のお店です。
そこが新しいお店をだすということで、デザインの依頼を受けました。

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今回は「チャレンジ」でもお話ししたように、素材をテーマにしました。
読んで字の如く、素な材料として、ベニヤ、モルタル、貫板などの下地材として使われるものを、床、壁、天井の仕上げに選びました。
それらに、アルミ、メラミンなど工業製品で味付けをし、スパイスとして壁面のパネルに化粧目地をいれることにより、ピリッとした緊張感を演出しました。

先日、客として店に行きましたが、人々が集い、シェフが腕をふるい、スタッフが行き交う空間に、素な仕上げたちは主張することもなく、ほどよい背景となって溶け込んでいました。
デザインも料理と同じく、素材の生かし方が大切であることを再認識することができた仕事となりました。

詳細は、まもなくportfolioにアップします。

杉木源三   



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Photo by Kazuyoshi Tatsumi

大工の経験

以前のコラム「衣食住」のなかで述べたように、東京から京都へ戻ってデザインの仕事を始めるまでの10年の間の3年くらい、父の経営していた工務店の手伝いをしていたことがあります。
手伝いといっても、長男として生まれたもので、工務店を継ぐために始めたわけです。

物件の図面を書いたり、材木を運んだり、大工さんの手伝いで屋根に登って野地板に釘を打ったり、新築の柱、梁の「きざみ」のホゾ穴をほったりと、現場に近いところで仕事をする経験をしました。
それまで、東京で働いていた時は知識のみで建築や内装の仕事の図面を書いていましたが、正直、自分の書いている線の意味もわからず引いてたところもありました。

しかし、現場に入って、実際に家を建てはじめると、土台、柱、、梁、母屋、垂木、胴縁等々、目の前に過程が見えてくるわけです。
それが、自分が書いている線と一致してきたのを見て、初めてわからなかった線の意味が理解できました。

基本を知ることの大切さは言うまでもありません。
その後、デザインの仕事を始めてから、この現場での経験は大きな自信となりました。
職人さんといっしょに働いたことも、「職人気質」なるものを理解する上で大きなプラスとなりました。

建築や内装の仕事は、図面を書くだけに終わらず、現場を経てでき上がります。
ソフトとハードが一緒になって完成するのです。
ソフトに身をおく人の中には、ハードを知りすぎる事により、それにとらわれ自由な発想ができなくなるというような考えの方もいるようですが、建築デザインの世界では『40、50ははなたれ小僧!』という言葉もあります。
若いうちに一度現場に身をおき経験を積むことも、必ず将来のプラスになるのでお薦めしたいと思います。


杉木源三   

商店建築11月号増刊

小川珈琲 イオン大日店 が掲載されている
 『新・店舗のディテール 2  "光る"ディテール』(商店建築社刊)が発売されました。



レーザーカットスクリーンを使用した、光壁が紹介されています。

ぜひご覧ください。



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